16.奥秩父・大菩薩 登山記録

小金沢連嶺縦走(2020年2月23-24日)1日目

行程

すずらん昆虫館前(11:51)~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(13:59/14:12)~黒岳(15:20)~湯ノ沢峠(16:11/16:35)~大蔵高丸(17:14)

山復帰4戦目で体力は無いながらも山モチベーションのギアがトップに入ったので、小金沢連嶺をテント泊でプチ縦走する事にした。

初日の行程は短いので、自宅を6時半にのんびり出発。しかし、そうは甘くなく、相模湖辺りで肝心のカメラを忘れた事に気付き、カメラを取りに戻って再出発。結局4時間半もかけて景徳院の駐車場に到着。

この時期はバスが運休のため、タクシーを呼んですずらん昆虫館前に移動。ここから先ずは日本一長い山名の牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指す。

車道や林道を何度も跨いで登っていく。途中で二羽のキジとばったり。慌てて逃げていったが、直前まで気付かずお互いにびっくらこいて危機意識が無さ過ぎだ。

鹿対策のネットを何度もくぐる。

本格的に山道になると、カチカチに凍った残雪が多くなる。去年の今頃八ヶ岳で凍った斜面でコケて手の甲の骨を骨折したのを思い出し、チェーンスパイクを履いて登っていく。

目の前に大きな岩が現れ、なんと名前は「パノラマ岩」。勿論パノラマ写真を撮影。360度のパノラマではないが、南アルプスや八ヶ岳が見える中々のパノラマだった。

パノラマ岩のパノラマ写真を見る

パノラマ岩の先には、立ち枯れの木々が斜面に広がっていた。木々の合間を縫って登っていくと、牛奥ノ雁ヶ腹摺山に到着。16年振りのピークなので記憶に残っておらず、初登頂並みに新鮮な感じだった。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山のパノラマ写真を見る

川胡桃沢ノ頭への登り返しは、北斜面のため雪が溶けずに残っていた。深くてもスネ程度で固く、あまり踏み抜かないのでラッセルも少なく助かった。

残雪の北斜面を登りきると、川胡桃沢ノ頭。16年前の初頭にここでテント泊した記憶が蘇る。たまたまここで一緒になった登山者達は16年経ったが元気だろうか。

途中で樹皮が見事にはがされて見事にツルツルした木が横たわっていた。鹿さんも生きるのに必死なのね。

大峠との分岐。

黒岳は御坂山塊の黒岳と同じく展望なし。

黒岳から少し下って少し登り返すと白谷ノ丸。このピークも記憶に残っていなかったが、南方に300度位はパノラマが広がり、関東平野から丹沢方面に富士山に南アルプスが一望できる最高のピークだ。予定を変更してここでビバークしようかと思ったが、水の残量が心もとなかったので、予定通り先に進むことにした。ちなみに、今回の山行でここが一番の展望だった。

白谷ノ丸のパノラマ写真を見る

白谷ノ丸から深くえぐれて歩きにくい道を降ると湯ノ沢峠。水を確保しに右に折れて避難小屋方面に降る。

避難小屋の更に下にある水場の水は細いとは聞いていたが、細過ぎて2.5Lのプラティパスを満たすとなると日が暮れてしまいそうなため、付近に流れている沢水を汲んで煮沸して調理にだけ利用することにした。

水を汲んだ帰りに小屋内を見学。牛奥ノ雁ヶ腹摺山で挨拶した男性と、もう一人男性がおり、今夜は二人のようだ。

暖かそうな小屋の誘惑に負けそうだったが、今夜は新月かつ快晴である。360度の満点の星空パノラマの撮影を狙っているので、写真撮影のモチベーションが勝って大蔵高丸に向かう。

湯ノ沢峠にお花畑があるなんてびっくり。何もかもが新鮮で、花の咲く時期にまた再訪しよう。

大蔵高丸の斜面を巻いて登っていくと、視界が開けて、本日のビバーク地の大蔵高丸に到着。地図タイムは4時間弱だが、5時間半もかかってしまった。もう昔の体力は無いのだと自覚しないといけない。

あまり食べておらず、体も冷え冷えなので、ビバーク準備優先で行動していたら、南アルプスに夕日が沈んでしまい、完璧なトワイライトパノラマは撮影出来なかった。

たんまり持ってきた肉を焼いて晩飯を食べ、明日の朝4時半に天の川の撮影するためにアラームをセット。寒くてシュラフの外に出られるか不安だが、なるようにしかならないので早々に寝た。

備忘録

タクシー代(景徳院駐車場~すずらん昆虫館前):4,430円 ※栄和交通タクシー
湯ノ沢峠の水場:超極細(水筒を満タンにするのに相当な時間を要するため、付近の沢水を煮沸して利用した。)

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