朝日・飯豊連峰 登山記録 東北

朝日連峰縦走-1日目(2017年10月7-9日)

行程

日暮沢小屋(7:26)→ゴロビズ清水(9:20/9:35)→清太岩山(10:42/10:58)→ユーフン山(11:33)→竜門山分岐(12:35)→竜門小屋(12:48)

行動時間計:5時間22分

1日目の記録

山形のリッキーさんと7月に不亡山に登った際に「紅葉の朝日連峰を歩きたい!」とアピールしており、予定通り10月3連休に朝日連峰縦走のお誘いがあり、7月に一緒に歩いたまみこさんと一緒に参加させて貰う事になった。

当初カッチン&ちいさんの車1台で前日発での移動を計画していたが、登山口の駐車台数の懸念や雨の予報で車中泊(テント泊)が困難な事を想像すると不安になってきたため、結局自分とまみこさんは自分の車で移動する事に。金曜夜にまみこさんをピックアップして、山形に向けて出発。宇都宮SAで一度休憩し、後はノンストップで山形へGO。ナビが示した月山IC付近にはコンビニが無いため、手前の西川ICで降りてコンビニに寄り、1時半位に日暮沢小屋に到着。丁度小屋前に1台分のスペースが空いており、車を停めたら翌朝(今日)の出発が早いので車中泊モードに切り替えてすぐに寝た。

3時間半寝て、5時起床。リッキーさんがやって来て、小雨が降っている事と今日の行程が短い事から、日暮沢小屋内で朝食を食べてからゆっくりと出発する事となった。コンビニで買ってきた稲荷寿司を食べ、レインウェアを着て7時半頃に日暮沢小屋を出発する。

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登山道はいきなり急。小屋泊とはいえ2泊3日の行程であり、不安症なので食料も沢山持ってきており地味にザックが重い。濡れた根に足を置いてコケないように気を付けて登っていく。

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自分はグループで歩く時は最後方を歩くようにしているのだが、先頭のリッキーさんとちづさんが何やら写真を撮っており、見てみると天然のナメコが枯木に生えていた。沢山山には登っているが、初めて登山道沿いでナメコを見た。さすが東北。関東のよく人が歩かれている山では、登山道沿いにこんなに立派なキノコは殆ど目にする事がないので、東北の山の豊かさに少し驚いた。

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オニシオガマ

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途中のゴロビズ清水で15分程休憩し、滑りやすい登山道を登って更に標高を上げると、周囲の木々が色鮮やかになってきた。今日は雨の予報だが、明日以降は天気が回復する予報なので、どんな紅葉が見られるか期待しながら歩く。

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日暮沢小屋から3時間少々で清太岩山に到着。晴れていれば汗をあまりかかない気温であるが、レインウェアを着ているので暑くて中のシャツが濡れており寒い。休むとすぐに体が冷えるので、菓子パンを食べたり白湯を飲んで15分程休憩。本日宿泊予定の竜門小屋管理人の石川さん一行も到着し、石川さんと握手して、今日明日とお世話になる事を伝えてから出発した。

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清田岩山からは、雨が上がる一歩手前の弱い小雨となったため、ザックからカメラバッグを出してここからはいつも通りのカメラスタイルで歩く。清田岩山から少し進むと周囲の稜線や山肌が見えてきて、紅葉の最盛期で山が燃えていた。

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後ろを振り向くと、足の速い石川さん一行が追い付いてきて、「紅葉すげー」と声を上げていた。石川さんは長年小屋番している方だが、そんな方が見てもこの紅葉は近年稀に見る位に見事な紅葉だそうだ。先日雪が降り「一気に気温が下がったのがよかったのかも」と言っていた。

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ガスったりガスが取れたりの景色の中、朝日連峰の主稜線に向かう。

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リッキーさんが餌場と呼んでいる休憩適地で休憩して、再び登ると竜門山分岐に到着。竜門山はすぐ近くにあるが、この天気なのでスルー。竜門小屋へと降っていく。

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風は少し強いが、悪天の時の北股岳に比べたら屁みたいなもんで気にならなかった。

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分岐から13分で竜門小屋に到着。

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小屋前にあるテーブルに山友のYさんの名前が書いてあって嬉しかった。(落書きじゃなくて、板を下から担いだ人間の特権です。)

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小屋に入って着替えて荷物整理したら、先に到着していた石川さん一行と宴会開始。去年から飯豊・朝日にちょこちょこ通わせて貰っており、この付近の山の事や各山域の山岳会や人間関係が分かってきたので、宴会もなおさら楽しくなってきた。酒は大して飲めないのがあれだが、楽しければよいのだ。今晩のメインはリッキーさんの奥様のちづさんお手製の山形芋煮。ちづさんに芋煮の作り方を教えて貰い、米沢牛が500gも入った豪勢な芋煮は超美味かった。何気に芋煮は初めて食べるのだが、初めての芋煮が身内のちづさんお手製の芋煮でよかった。この後は、石川さん一行提供のステーキや、ちいさんが作ってくれたつまみなどを食べて、自分は体調不良なので19時頃に先に2階に上がってシュラフに入って寝た。この後は更に宴会が続いたらしいが、13時過ぎから宴会開始して、何時間宴会してるんだ・・・。東北の山は植生も豊かであるが、飲みも凄かった。笑

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