登った山
大持山(1,294m)、武甲山(1,304m)
行程
一の鳥居P(07:14)→妻坂峠(07:53)→大持山(09:10)→小持山(09:36)→シラジクボ(09:59)→武甲山(10:29/10:53)→一の鳥居P(11:44)
記録
週末は1日位運動しないと体重が増えてしまいそうなので、近場の武甲山に久々に登る事にする。7時過ぎに一の鳥居を潜った先にある駐車場に到着。コンビニで買った肉まんを1つ食べて外に出ると-2度であり、寒さに震えながら出発。
一の鳥居から車道に復帰し、車道を少し登ると妻坂峠と武甲山方面の分岐。あまりにも寒いので「武甲山をピストンでもいいか・・・」と迷ったが、それだと行程が短すぎてトレーニングにならないので予定通りに妻坂峠へと向かう。
ジメーっとした暗い感じの登山道を登ると砂利道の林道に出て、標識に案内されてすぐに登山道に復帰する。
持ってきた10年前の山と高原地図には記載されていないが水場があった。
10年前の山と高原地図には「道悪い」と記載されていたが、ガレている箇所には橋も架けられており、何も心配する事が無いくらい良い登山道だった。
日差しを浴びる事なく妻坂峠に到着。いつもなら既にここで汗だくなのだが、今日は汗対策として買ったfinetrackのドラウトクロージャケットを着ており、ウエスト部分のベンチレーションを上手く活用したお陰か汗だくにならずに済んだ。ちなみに、このドラウトクロージャケットは、ジャージっぽい素材でかなり気に入った。正直山に登るならジャージが一番!と思っているのだが、ジャージで登った時の登山者から向けられる視線が気になるので、ジャージを着て登った事はない。軽くて耐久性・速乾性に優れた最高の登山ウェアだと思うんだけどなぁ。
妻坂峠からは明るい樹林帯の尾根歩きとなり、日差しを浴びながら気持ち良く進む。
樹林越しに景色を眺めながら歩いていると、地平線沿いが明るく輝いており、よーく見ると海だった。
大持山の手前で視界が開けて大パノラマが目の前に広がる。先程樹林越しに見た明るく輝いていたのは横浜方面の海であり、更に奥には房総半島、スカイツリーに筑波山、樹林越しに富士山の頭も見える素晴らしい展望だった。「この素晴らしい展望のパノラマ写真を撮らずにいられん!」と思ってザックから三脚を出そうとしたが、パノラマ撮影用の回転台を忘れてしまったらしく、仕方がないので手動でパノラマを撮影。撮影が終わると後続の登山者が到着し、「富士山の頭だけ見えますよ~」なんて会話して先に進む。
大持山付近のパノラマ写真を見る(PCでのみ閲覧可能。スマートフォンでは閲覧出来ません)
大持山の手前の樹林の切れ間から奥秩父の山々が見えたが、富士山はどこかに行ってしまった。
肩からすぐに大持山。展望は肩で堪能したため、そのまま通過する。
前回登ったのが大分前なので記憶から消えかかっていたが、簡単な岩場歩きもあった。
小持山に到着。山頂では男性が座ってラーメンを作っており、温かそうで羨ましかった。テルモスにお湯を入れてカップラーメンならお手軽なので、今度山で食べよう。
小持山を下るとシラジクボに到着。ここからラスト標高差200m弱を登れば、今日の登りは終わりなので急に足が軽くなるが、気のせいのようですぐにキツくなる。
朝から肉まん1つしか食べておらず、腹も足も辛いところで何とか登りきって武甲山の肩に到着。ここまでくれば山頂は目と鼻の先だ。
肩から樹林帯を少し登ると山頂直下の広場(平地でなく斜めってる)に到着。広場には立派なトイレや屋根付きの休憩所に見事な社殿の御嶽神社があり、記憶に残っていないのでそれぞれの建物を見学する。
御嶽神社前の案内板に描かれていた、やっちまった感がある「ブコーさん」。
御嶽神社の鳥居を潜って社殿の左側から進むと、武甲山の山頂に到着。前回来た時も晴れていたが、春の霞みにやられて微妙な景色であったが、今回は気温が低いので展望はバッチリ。秩父市街に両神山や榛名山方面も見える素晴らしい展望を堪能していると、団体グループがやって来て山頂が賑やかになってきたところで退散する。
武甲山のパノラマ写真を見る(PCでのみ閲覧可能。スマートフォンでは閲覧できません)
山頂を下って広場に戻り、屋根付きの休憩所の横にレジャーシートを敷いて菓子パンを食べて休憩。菓子パンを食べ終わると、山頂にいた団体グループがやってきて同じ場所で休憩しようとしていたので、煩くなる前に退散する。下山路は表参道コースを下り、沢山の登山者と挨拶を交わして下る。武甲山は「石灰岩」のイメージしか湧かないが、意外にも水が豊富な山であり、途中で水場となる不動滝を堪能ながら下っていく。
不動滝を過ぎると樹林帯のジグザグ道となり、黙々と下ると林道に突き当たる。
林道を下っていくとアスファルトの道路に突き当り、岩魚の養殖場を右に見ながら真っ直ぐ進む。
養殖場から再び車道に復帰して少し下るとスタート地点の一の鳥居の駐車場に到着。鳥居の横にある迫力のある狛犬の写真を撮影して温泉に向かう。
横瀬駅前にある観光案内所(兼食堂)で念願の武甲山の山バッヂをゲットし、観光案内所で教えて貰った丸山鉱泉で汗を流して帰宅した。