登山記録 常陸・房総

佐白山(2020年3月20日)

仙人溜下駐車場(8:51)→大黒石(8:52)→仙人溜(8:57)→佐白山・佐志能神社(9:16/9:30)→仙人溜下駐車場(9:54)

行程

三連休である。三連休中日にヘビーな山行を計画しているため、翌日に疲れを残さない行程の山を探し、茨城県笠間市にある佐白山に登ることにした。

佐白山の山頂には山城の「笠間城(跡)」があり、山も城も好きな自分にとってはナイスな選択。

予定していた千人溜の駐車場は倒木の影響で立ち入り禁止になっており、少し下にある駐車場に車を停めて出発。

駐車場から車道に出るとすぐに大黒石。大黒のおへそに小石を投げて入る幸せが訪れるようだが見事に外れた。涙

大黒石のある車道を少し登って右折すると、千人溜の駐車場。倒木で危険なため通行止めになっていた。

千人溜からは苔むした雰囲気のある道や階段を登る。

階段を登ると開けた場所に出る。本丸跡辺りだろうか。

本丸跡(多分)は広く、沢山の遺構があった。

本丸跡辺りから天守曲輪に向かう。

天守曲輪から一段登ると天守閣跡。天守閣は現存していないが、佐志能神社が建っており、賽銭箱の上に佐白山の山頂標識もひっそりと置かれていた。

天守閣跡は樹林に覆われており、神社前が少し開けていた。

佐白山をパノラマ写真で見る

佐志能神社の裏に、あまり見た事のない瓦土塀があり、中々興味深かった。

佐志能神社の裏からは巨石が点在している下り道があったが、恐らくここを下に行くとかつての石切場である石倉に出るのだろう。下調べが不十分で石倉の存在に気付けず行けなかったが、展望も良いらしいのでいつかまた行こう。

瓦土塀の内側。

佐志能神社の土台となる石垣は、恐らく天守閣跡のものを利用したと思うが、かなり崩れており、崩れた箇所にはブルーシートがかけられていた。

折角なので、樹林の合間から山が見えないかと探すが、隙間が少なくやっと見えたのがこんな感じ。筑波山方面だと思う。石倉に行けばよかった…。

一通り見学したところで駐車場に戻る。下る途中で背の低いトンネルがあり、霊感は無いが、何か雰囲気を感じた。

ヤママユガの繭が落ちてあり、今まで見た中で一番デカかった。調べると、この繭一粒で600m~700mの糸が得られるようだ。(参考

あまり人が歩いていないのか、最後は軽い藪でワサワサした道を歩き、車道に出て駐車場に戻り、一時間弱で登山というか城巡りが完了。

この後は、隣町の益子町に移動し、ウララさんとデイダラボッチの墓参り後にランチ。人間国宝の方の旧宅を巡り、ウララさん家で仮眠してから道の駅湯の香しおばらに向かい、明日に備えて車中泊した

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