登山記録 奥多摩 関東

天目山・酉谷山・天祖山-1日目(2014年4月26-27日)

登った山

天目山(三ツドッケ)、酉谷山、水松山、天祖山

行程

1日目
東日原有料P(13:50)-一杯水避難小屋(16:16/16:42)ー分岐(17:00)-天目山(17:11)

2日目
天目山(05:24)ー分岐(05:32)ーハナド岩(05:50/05:59)ー七跳尾根分岐(06:29)ー酉谷峠(07:12)ー酉谷避難小屋(07:13/07:55)ー酉谷山(08:12/08:21)ー行福ノタオ(08:36)-水松山(09:50)-梯子坂のクビレ(10:25)ー天祖山(11:09/11:52)ー八丁橋付近登山口(13:28)ー東日原有料P(14:17)

登山記録

木曜日に飛龍山に登り、翌日金曜日は下半身がバキバキに筋肉痛で通勤時の駅の階段ですらヒーヒー言って登る始末。

こりゃ、折角の晴れの土日だが山は無理かぁと思い、土曜日の朝は普通に起きてHNKの朝ドラを見たり部屋の掃除やらをしていたのだが、GWに南アルプス深南部を縦走するのに事前に一度もテント泊していない事に気付き、急に不安になる。既に時間は10時を回っており、初日にちょっと登ってテント泊、翌日はそこそこ歩ける場所はないだろうかと普段から書き留めている歩きたい山リストから探すと、長沢背稜がヒットしここに決定。初日は一杯水避難小屋前でテント泊、翌日は長沢背稜を西に進んで水松山から天祖山経由で八丁橋に下る周回コースを歩く事にした。

11時過ぎに家を出発し、13:30位に東日原の有料駐車場に到着。今日からGWであり駐車場が一杯なのではないか不安だったが5台分位の空きがありホッとする。1泊2日分のテント泊装備をザックに詰めて、駐車場代の500円を料金箱に入れて出発。
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駐車場から車道に出るとすぐに天目山を示す大きな看板があり、坂道を登るとすぐに天目山の登山口が現れる。のだが、何を血迷ったのか、本来左の小道を登らないといけないところを右側の車道を登ってしまう。
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間違って登った車道の終点には民家があり、お婆ちゃんが日向ぼっこしており、ここで間違いに気付く。大した距離でもないので戻ればよいのだが、念のため「天目山はこっちじゃないですよね」と聞いてみたら、よく間違える人がいるようで、終点から少し戻った所に尾根への取付き箇所がある事を教えてくれた。お婆ちゃんにお礼を言って、終点から少し戻った所にある茅葺きの民家の裏から尾根に取付く。
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私有地?の中を突っ切る感じで急斜面を登っていくと民家に行き当たり、家の前を申し訳なさそうに通過させて貰うと、地図に記載の登山道に合流。
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最後の民家からは樹林帯の道が延々と続く。登山道の右手はバリケードが設置されており、「鉱山施設につき立入禁止」と書いてあった。
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すんごい育ち方をした木。何で一回曲がりたくなったんでしょうねぇ。
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樹林帯の道を登っていくと少し明るくなって樹林越しではあるが左右に展望が利く尾根に乗る。ザックが重いので歩幅を小さくゆっくりのんびり登っていく。
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山と高原地図には登山道として記載はされていないが、1388P付近からうっすらと線が延びており、倉沢方面に下る道があるようだ。
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尾根の進行方向右側をずっとトラバースしていき、視界が開けると一杯水避難小屋に到着。GWなので激混みか?と思っていたのだが、たったの2人しかおらず意外だった。男性二人組に挨拶し、一杯水の水場で水が確保できる事を確認し、水を汲みに行く。
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小屋から2,3分歩くと一杯水の水場に到着。一杯水という名前なので水が沢山の「一杯」なのかと思っていたら、少量のコップ「一杯」のほうのようだ。少しずつしか水は流れておらず、2.5リットルのプラティバスを一杯にするのに5分以上かかった。すぐに水が汲めると思っていたので半袖のままやって来たら、かなり待たされて体が相当冷えてしまった。
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小屋に戻ったらここでテントを張ってのんびりする予定だったが、天目山の山頂が気になるのでとりあえずザックを背負って山頂まで行ってみる事にする。小屋の裏手に最短で行ける直登する登山道があるようだが、ここではそれに気づかず、小屋左側にある稜線に向かう登山道を進んでいく。
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目の前に天目山の山頂らしきピークが見えているのに何だか遠回りしているなぁ、と気付いた時にはもう遅く、稜線上に到達。この分岐から東に進み天目山に向かう。
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中々急な登山道であり、息を切らしながら登りきると天目山の山頂に到着。過去に山頂付近の木々を無断伐採した方がいて木々の伐採跡が痛々しく残っているものの、それと引き換えに展望の方は素晴らしくなり、何だか考えさせられる山頂だった。もう日暮れ間近のため、避難小屋に戻るか先程通過した分岐付近の平地にテントを張るかで迷ったが、結局どちらも採用せず、天目山の南側にある岩の前の小スペースにテントを張りここで一晩過ごす事に決定。黙って小屋まで戻ればよかったと気付くのはテントを張って横になった後だった・・・。

ミツドッケ(天目山)のパノラマ写真を見る

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2日目に続く

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