登山記録 甲信越 北アルプス(南部)

焼岳(2005年8月6日)

登った山

焼岳

日程

2005年8月6日(土)

行程

中の湯バス停-りんどう平-焼岳-焼岳展望台-焼岳小屋-上高地温泉ホテル-上高地

記録

05:40 中の湯バス停

夜行バスのさわやか信州に乗り、中の湯バス停で下車。今回は通路側の席であり、3回程あるサービスエリアでの休憩時に窓側の席の方がバスを降りるので、その度に起こされてしまい、寝不足で体調は最悪だ。

05:40 卜伝の湯

登山口に向かう途中に、こじんまりとした温泉を発見。扉を開けようとするが、鍵がかかっていて入れない。温泉に入るには中の湯の売店で利用料を払って鍵を借りなければならないようだ。う~ん、中がどうなっているのか気になる。

05:44 登山口

登山口に向かうと、向こうから女性2人組みがやってきて、「登山口が分からない」と尋ねて来たので地図を広げて確認。方向はあっているので、一緒に先に進んでみると、小さな案内板が張り付けられているだけの実に分かりにくい登山口を見つけ、先に進む。

06:32 登山道を登る

久々にテント装備を背負って山に登るので、登っていて結構疲れた。

07:28 りんどう平より焼岳を望む

りんどう平に到着。りんどう平と言ってもちょっとした笹薮の平坦地で、またすぐに登り道になった。

07:58 下堀沢出合

途中で新中の湯登山道と合流し、樹林帯を抜けると目の前にどーんと焼岳が飛び込んできた。今日は空が快晴で真っ青なので、山頂からの展望の期待がかかる。

焼岳登山道のパノラマ写真を見る

08:38 ガッスガス

最悪です。さっきまでの快晴がどこに行ったのか付近はガスガスの状態となり、登っていて全く楽しくありません。あと1時間早く登っていれば、日帰り装備だったら・・・と悔やんでもガスは取れないので、とりあえず目の前に見えている火口壁を目指す。

08:58 焼岳火口湖

火口壁に到達すると、真下に火口湖が見えた。

焼岳山頂直下のパノラマ写真を見る

09:07 ガス臭の大元

焼岳は活火山なので、火口壁に到達した辺りからずっとほのかにガス臭がしていたのだが、山頂直下にガス臭の大元を発見。岩肌が硫黄成分で黄色くなっているほどで、まともに吸い込んだらやばそうだ。

09:10 焼岳

山頂直下で大パーティーの渋滞に巻き込またが、無事山頂に到着。東側は思い切りガスっていたが、西側はクリアではないが笠ヶ岳、西穂高岳方面の展望も見え、何も見えないという最悪な結果にはならずに済んでよかった。もしかしたら待っていたら東側のガスも取れるかな~、と待っていたが待っても結果変わらず先に進む事とした。

焼岳のパノラマ写真を見る1焼岳のパノラマ写真を見る2

10:13 焼岳小屋に向けて下る

焼岳小屋に向けて下ると、西穂高岳方面へ延びる稜線が見えた。当初の予定はこれからこの縦走路を進み、西穂高岳と奥穂高の中間点にある避難小屋跡でテント泊する予定だったのだが、天気がパッとしないので上高地に下山する事にした。

10:48 焼岳を振り返り見る

焼岳展望台手前で振り返ると焼岳を一望する事ができた。山頂部の草木が生えない岩肌と裾野に広がる緑の対比が素晴らしく、写真を撮ってもさまになる。この山はお気に入りの山になりそうだ。

10:50 焼岳展望台

焼岳展望台に到着。焼岳に登らずにここまで登る観光客が沢山いたが、焼岳の展望が素晴らしいので大満足だろうなぁ。僕も大満足。あー焼岳は素晴らしい、今度もう一度登ろうっと。

焼岳展望台のパノラマ写真を見る

11:02 焼岳小屋

展望台を下るとすぐに焼岳小屋に到着。中の湯から登っても上高地から登ってもそんなに時間はかからないので、宿泊者も少ないのか、こじんまりとした山小屋であった。

11:24 登山道は結構な急傾斜

上高地側からの登山道は結構な急傾斜で、登りに使うと疲れそうだ。この時間でも上高地から登ってくる観光客が数組いたが、貧弱な格好・装備で少し心配になってしまった。

12:21 登山口

上高地側の登山口に到着。あとは温泉に入って汗を流して帰るだけだ。

上高地温泉ホテル

小さな温泉かと思いきや、結構な広さで露天風呂もあり、快適な温泉であった。腹が減ったので、ロビーの喫茶でカレーを食べてから帰路についた。

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