日程
2009年5月2日(土)
行程
一の鳥居苑地駐車場(09:59)→南登山道登山口(10:12)→駒つなぎの場(10:53)→飯縄神社(11:46)→飯縄山(11:56/12:43)→駒つなぎの場(13:35)→南登山道登山口(14:05)→一の鳥居苑地駐車場(14:17)
行動時間:4時間16分
登山記録
今年のGWは去年降雪のため登れなかった雨飾山にリベンジするべく、妙高エリアの山々に登る事にした。
当日の朝、東京駅から始発の新幹線の自由席に座って長野駅に移動。長野駅に到着後、数分歩いてマツダレンタカー長野店でレンタカー(デミオだった)を借り、初日は行程の短い飯縄山に登るべく車を走らせる。
09:59 一の鳥居苑地駐車場
長野市と言えば有名な善光寺があり、この善光寺がこれまた7年に1度の御開帳という事もあって、駅前の道路は大渋滞。カーナビで迂回路を探して言われた通りに車を走らせ、何とか飯縄山の南登山口手前の駐車場に到着。
10:10 鳥居
駐車場から車道を10分弱歩くと大きな鳥居が現れ、鳥居の先の道路の路肩には沢山の車が停まっていた・・・。「くっそー」と思うが戻って車を移動するのも面倒なのでこのまま進む。
10:12 南登山道登山口
大きな鳥居から少し歩くと、狛犬と鳥居がある南登山道の登山口に到着。今日は天気も良く、登山口付近は風もなく非常に暑そうなので、長袖Tシャツの袖をまくって登り始める。
10:22 第一不動明王
南登山道の登山道沿いには写真のような石仏が山頂直下まで13体あり、かつての山岳信仰(今もか?)の名残が感じられる。
10:34 第五地蔵菩薩
第五地蔵菩薩を通過。一昨昨日に雲取山に登った際の軽い筋肉痛が心地よい感じで、行程が楽なのもあってゆっくりと登る。ちなみに、全く疲労感が無い状態で山に登るよりも、足に軽い筋肉痛があったほうが、無理せずに良いペースで歩けると思うのは僕だけなのだろうか?
10:53 駒つなぎの場(第十一阿?如来)
風が無く汗だくになりながらも、第十一阿?如来が設置されている駒つなぎの場に到着(写真は何故か手ブレ)。休もうかと思ったが、日差しがキツイのでそのまま登る。
水場
駒つなぎの場からは傾斜が段々とキツくなり、登山道らしくなってくる。駒つなぎの場から少し登ると、2008年の「山と高原地図」には記載はないが水場があり、パイプからチョロチョロと水が流れていた。
写真は下山時に撮影のため、通過時間は不明。
11:10 天狗の硯岩
駒つなぎの場から先は傾斜がキツくなり、登山道らしくなってくる。駒つなぎの場から少し登ると、大きな平らな岩が岩がある天狗の硯岩に到着。ここからは飯縄高原や長野市街の展望が見通せて中々良い展望だった。
11:24 北アルプスの展望
樹林帯の登山道を抜け出すと、登山道の左側には北アルプスの展望が広がっていた。春霞で更に昼前の時間なので何も見えないのを覚悟していたのだが、思いのほか遠くまで見通せてラッキーだ。この辺から涼しい風も出始め、この調子だと「何とかギリギリ山頂からも良いパノラマ写真が撮れるだろう」と気合を入れて登りだすが、情けない事に結構足に来ていて相変わらずのスローペースで登る。
11:38 西登山道との合流点
北アルプスを眺めながら気分良く登っていると、西登山道との合流点に到着。ここからは山頂付近も見えており、あと少しで山頂である事が分かる。
11:44 鳥居と祠
合流点から後ろに北アルプス、右に長野市の展望を見ながら登ると、鳥居と祠のある地点に到着。もう一登りすると、これ以上高い場所は無さそうなので、写真を1枚撮影してそのまま登る。
11:46 飯縄神社側ピーク
神社から先の斜面を登りきると、赤い屋根の神社の社があるピークに到達するが、更にここから高い地点が先に見えており、どうやらあちら側が飯縄山の山頂のようだ。飯縄神社側ピークから飯縄山までの登山道には残雪が残っており、泥にまみれて汚らしい感じの残雪を歩いて山頂に向かう。
11:56 飯縄山山頂
何とか12時前に山頂に到着。山頂からは、後立山連峰・頚城山塊・黒姫山・高妻山等の山々が見える大展望が広がり、2時間登ってこの展望なので大変美味しい山に感じられた。山頂には小さな子供からお年寄りまで沢山の方々が展望を楽しんでおり、地元では大人気の山のようであった。
飯縄山のパノラマ写真を見る1 | 飯縄山のパノラマ写真を見る2
飯縄山のパノラマ写真を見る3 | 飯縄山のパノラマ写真を見る4
手前の黒姫山の先に妙高山、左のピークは火打山。
明日以降登る予定の高妻山。山容が立派で山頂部が急峻でちょっと不安になった。
白馬三山や白馬大雪渓も見えていた。
12:53 飯縄神社側ピーク
久し振りの大展望に興奮したのか50分程山頂で写真&休憩してから下山する。再び飯縄神社側ピークを通過し、ここでパノラマ写真を撮影。更に少し下った鳥居と祠のある地点でもパノラマ写真を撮影してから下る。
飯縄神社側ピークのパノラマ写真を見る | 飯縄神社付近のパノラマ写真を見る
14:17 一の鳥居苑地駐車場
再び13体の石仏を見ながら、風が無くなって暑くなった登山道を淡々と下っていくと、1時間半程で駐車場に到着。暑さは計算に入れていなかったので、意外にも疲れており、初日はやはり飯縄山を選択してよかった。ここでiモードの岳人サイトで山の天気をチェック。高妻山は「曇り」、雨飾山は「曇り時々晴れ」の予報であるため、明日は雨飾山に登る事に決定。雨飾山の登山口に向けて車を走らせる。
15:52 展望台より後立山連峰北部を撮影
白馬方面に向かう途中で長野市鬼無里地区の農産物直売所で、今後の登山で使えそうな乾燥野菜・マイタケとソフトクリームを購入。ここで山友のよっしーが唐松岳に日帰りで登っているのを思い出し、メールで「一緒に温泉でも」とお誘いするが、残念ながらバテて引き返したらしく現在は既に糸井川とのメールが・・・。2年も会っていないので、久し振りに会いたかったのだが残念。写真は白馬手前の展望台から撮影した五竜岳と唐松岳。狭い展望台で中判カメラ軍団に占拠されていたため、残念ながらパノラマ写真は撮影できなかった。
17:30頃 下里瀬温泉 サンテインおたり
白馬八方辺りで温泉に入ろうかと思ったが、白馬八方の温泉は今後何度も来るだろうから、国道148号沿いにある「下里瀬温泉 サンテインおたり」の温泉で汗を流す。
18:36 県道114号を道なりに進む
国道148号から小谷温泉口の交差点を右折し、県道114号を道なりに進む。路肩には結構な雪が残っていた。
18:43 雨飾高原キャンプ場駐車場
県道114
号を登り詰め、姫川温泉と雨飾高原キャンプ場の分岐を雨飾高原キャンプ場へと右折して更に登ると、雨飾高原キャンプ場の駐車場に到着。駐車場から上部を見上げると、キャンプ場の立派な建物には照明が点いており、テントも数張り張っておりどうやら営業しているようだ。今日は駐車場にテントを張って寝ようかと思っていたのだが、テントを張ると管理人がやって来て何か言われそうな雰囲気がするため、駐車場にある休憩所で寝る事にした。
木の椅子を横に並べてベット代わりにして寝た。ちなみに寝相が良いので一人分のスペースがあれば落ちる事はない。