行程
道の駅果樹公園あしがくぼ(12:47)→二子山登山口(12:49)→雄山(13:50/14:18)→雌山(14:23)→浅間神社(14:50)→二子山浅間神社コース登山口(15:12)→道の駅果樹公園あしがくぼ(15:21)
記録
勤労感謝の日である。二日後にはカッチン&ちいさん、山形のリッキーさん夫妻と関東の山に登る約束をしているのだが、待ちきれずに横瀬二子山に登る事にした。
午後から晴れの予報なので、自宅を10時過ぎに出発。出発時点では雨が降っていたが、奥武蔵方面に車を走らせているうちに青空が見え始める。登山口となる「道の駅果樹公園あしがくぼ」に到着する頃には、さっきまでの雨はどこに?と思う程に晴れ渡り、読みが当たった。道の駅で「舞茸天そば」を食べて、腹を満たしてから出発する。
道の駅から徒歩1分位で横瀬二子山の登山口。線路下のトンネルを潜って斜面に取り付く。
もう何回も登っているので、目新しい感動もなく雨上がりで湿った登山道を登っていく。
雨上がり直後なので、沢の水量が多く滝っぽくなっていた。
○名山でもないし、雨上がりを予測して午後の短時間でこの山を登ろうとする登山者なんていたとしてもほんの僅かだろう。登りでは一人の登山者も見掛けなかった。ちなみに自分の中では横瀬二子山は百名山どころかトップ20(微妙…)に入る位好きな山だ。人に勧めるほどの山ではないが、登山に興味を持ち始めてから初めて登った山なので思い出深い山なのだ。
遠目に紅葉を撮影。
そこそこのペースで九十九折りの登山道を登っていくと尾根に到達。木々の隙間から周囲の集落や山の展望を望みながら標高を稼いでいく。
雌山の直下は相変わらず中々の急登。毎回来る度にお助けロープが強力になっているような気がする。雨上がりで足元が一部ぬかるんでいたので、ロープを使って登った。
急登を登りきるとあと5秒で雌山という箇所で、左に折れて、雄山に続くトラバース道を降る。
トラバース道を完全に降って鞍部から雄山に取り付く所でガスがやってくる。そこそこのペースで登っているので背中の汗が冷えて寒い。
鞍部から一登りで雄山に到着。山頂は展望が微妙なので、山頂の先にある秩父市街側に開けた場所から武甲山や両神山を撮影。
武甲山
両神山
秩父市街の展望。枝が邪魔…。
展望が良い岩場からは、東京方面の展望がバッチリ見えており、スカイツリーまで見えた。
武甲山と両神山
道の駅で買ってきたみたらし団子は 団子が堅くて微妙。もう少しモチモチ感が欲しかった。
雄山付近で30分程休憩したところで、下山する。
雄山から一旦鞍部に降って登り返すと雌山に到着。展望もないのでスルーして、ピストンだと面白みがないので浅間神社コースを降る事にする。
雰囲気のある岩屋を通過。
暗い杉林の尾根を降ってきたが、倒木だらけだった。根っ子から倒れていたので土地が痩せているのか台風の影響だろうか。浅間神社からは少し木が邪魔だが、そこそこ良い展望。
さっぱり分からないが、奥の山は群馬県方面の山だと思う。山頂からはこの写真の奥の山の更に奥に浅間山が見えていた。
標高が下がると対岸に集落の展望が見えた。
もう少しで登山口という所で、本日初めて登山者に会った。どこから登ったか確認したところ、自分と同じ道の駅からであり、同じマインドの方がいてちょっと嬉しかった。
登山道に生えてたキノコ。ナメコだと思うけど、ナメコって地面から生えるのだろうか?
前回登った時と登山道が全く違うため、なんだろうと思って降っていたが、「あしがくぼの氷柱」形成のために迂回させられていたようだ。冬に見に行ってみよう。
多分この辺りに水を撒きまくって辺り一面氷の世界になるのだと思う。
西武線の線路の下を潜って国道299号に向かう。
対岸の斜面には物凄い数のソーラーパネルが。凄く気になるので調べてみたが、横瀬町で住宅用太陽光発電システムの設置費補助事業を行っている以外にはこれといった情報は見つからなかった。それにしても凄い量だった。
国道299号を東に少し歩いて道の駅に戻ってきて、ぐるっと周回完了。横瀬二子山はぐるっと1周しても3時間程で帰って来られるし、山に登りたいんだけどそんなにがっつり歩きたくない時には丁度良い山だ。道の駅に温泉があれば完璧なのだが、温泉を作ろうものなら更に混雑して車を停めにくくなるので現状のままでよいのかもしれない。