日程・行程
大川戸登山口(09:56)→タイタニック岩(10:57/11:05)→足尾山(11:13)→御嶽山(11:26)→大峠(11:46)→雨巻山(12:27)→展望台(12:30/13:40)→三登谷山(14:35)→大川戸登山口(15:16)
記録
6時半起床。美味しい朝食を食べ、まずは本日の目的の一つである茂木町にある焼森山のミツマタ群生地に向かうべく、ペンションを8時過ぎに出発。山道を越えて20分程で到着した先には、想像を超えるミツマタの群生が広がり、斜面は一面クリーム色に染まっており、見事だった。この感じは、阿蘇山の斜面に咲くミヤマキリシマの群生や、大千軒岳のニッコウキスゲの群生を見た以来で久々だった。
群生地では、グルッと一周歩けるように道が付けられており、ミツマタのトンネルを潜りながら写真を撮るが、どうやって撮ったらよいか分からず数打ちゃ当たれとばかりに沢山シャッターを切った。
枝が3つに分かれるのでミツマタ。3つに分かれた後、分かれた1本からまた3つに分かれるので面白い。
ミツマタの群生を堪能したら、雨巻山の大川戸登山口に移動。昨日、他の雨巻家族がタイタニック岩に登った記録を見て、僕も行ってみたいと呟いたのがきっかけとなったのか、今日はタイタニック岩経由で雨巻山に登る事となったようだ。
駐車場すぐの茶屋雨巻の横にある道から入山する。
シュンラン
途中で水場があった。
ヒサカキ
ホンシキミ
一旦尾根に出て右に曲がり、そこそこ急な斜面を登っていくとタイタニック岩がある小ピークに到着。
ピークの突端から岩が突き出ているタイタニック岩は、展望がすこぶる良く、たまらずに岩の上から180度分のパノラマ写真を手持ちで撮影。せっかく連れてきて貰ってリアクションが薄いと思われるかもしれないが、高い所は得意なのであった。
タイタニック岩から加波山
タイタニック岩で一休憩して、今度は足尾山に向かう。途中の道沿いに、テングスミレが咲いており、初めて見るスミレなのでちょっと感激。名前の通り、本当に天狗の鼻みたいだ。
ナガハシスミレ(テングスミレ)
山頂直下の急斜面を登ると足尾山。展望が利かないのと、皆何度も登っているのでスルーされてしまったが、自分は初登頂だったので何気に嬉しかったりする。
ヤマツツジ
クロモジ
足尾山から御嶽山の間は鎖場もあり、結構な急坂だ。やっぱりまだ歩いた事のない道を歩くのは楽しい。
御嶽山に到着し、少し休憩。
ナガハシスミレ(テングスミレ)
ミヤマシキミ(雄花)
御嶽山から一旦峠に下り、猪転げ坂を登る。猪転げ坂を登っている途中で、下山中のおばちゃんが、雨巻山を骨の髄まで知り尽くしている雨巻家族に対して「登りキツイわよ~」みたいな事を言っていたのを後ろで聞いていて少し笑ってしまった。
453ピークで暑くなってきたので、上着を調整。
ホンシキミ
453ピークから20分程歩くと、雨巻山に到着。駐車場には車が40台近くあったので、山頂は激混みかと思いきや、山頂には3名の方がベンチに座って食事しているだけだった。ガイドマップを補充したら、展望台がある休憩スペースに移動する。
エンレイソウ
展望台がある休憩スペースで昼食。昨日ふみちゃんが作ってきてくれた黒糖蒸しパンに、もりちゃんの奥さんが作ってくれたおはぎ、皆で作ってくれたホカホカで激美味のホットサンドなど自分の大好物ばかりの昼食で最高だった。
昼食を食べたら、展望台に登って筑波山方面の展望を眺めた後は、カタクリ園にGo。
1年振りのカタクリ園は、まだ少し時期が早くてちゃんと咲いているのはチラホラ。去年3/30に登った時は満開だったので、ちょっと早かったようだ。
8枚の花弁のカタクリもあった。
展望台に戻り、筑波山の写真を撮影したら、ゴミ拾いしながら下山に取りかかる。
下山途中の道沿い奥で見かけたヤブレガサ。山菜で食べられるらしい。また、放置するとかなりの大きさになるらしい。
ヤママユの抜け殻。魔除けになるそうだ。
遠目にヤマツツジが咲いていた。春は近いね。
三登谷山手前の展望スペース。
展望スペースより芳賀富士
三登谷山で水を飲んで休憩。この下に展望スペースがあるらしいので、冬の空気が澄んだ時に来てパノラマ写真を撮影しよう。
三登谷山から少し行った所で、バリエーションルートの急な尾根を下っていく。皆下るのが早くて、写真を撮っているとあっという間に引き離されてしまう。
途中の岩場から大川戸登山口が見えた。
小さな沢を越えるとすぐ先で、一般登山道と合流。
途中で道を外れ、去年テルさんに案内して貰った花エリアを見学。
ヒイラギ
キクザキイチゲ
ニリンソウ
登山道に復帰して、コンクリートの橋を渡って林道に出る。橋の上からは初めて見る、ニワトコを撮影。
ニワトコ
オオイヌノフグリなどが道沿いに咲いていたが、花は沢山堪能したので写真は撮らず、無事下山。駐車場から雨巻山の写真を撮影し登山終了。
真ん中の木が切れている空間辺りが山頂。
この後は、ウララさんのペンションに戻り、まったりしてから沢山のお土産を貰って東京に戻った。
初めてお会いした方々も含め、皆さん2日間ありがとうございました!