8/20~25の間はお盆の休日出勤4日分の代休を週末にくっ付けて6日間の遅い夏休みでした。
北アルプスを縦走するか、東北の花の山を連日日帰りで巡るか、悩みに悩みましたが、結局天気予報が一番良かった(晴れ先行の予報は1日もなかったけど)南アルプスを長期縦走する事にしました。
歩いた山や行程は以下の通りです。本当は天気が持てば二軒小屋から伝付峠に登り白峰南嶺を北上してぐるっと塩見岳に戻ってくる予定でしたが、4日目から天気が崩れる予報で「南アルプスのど真ん中で缶詰になるのはこりゃたまらん」と二軒小屋から蝙蝠岳・塩見岳を登って一気に鳥倉林道駐車場まで下山しました。
最後の最後で軽く雨に降られましたが、連日それなりの展望と高山植物を楽しめて、南アルプスにどっぷりと浸かれたので大満足の山行でした。
■8/20(火)-1日目
鳥倉林道駐車場(8:32)-<バス利用>-豊口山コース登山口(08:46)-山伏峠小屋(11:03)-烏帽子岳(11:55/12:12)-小河内岳避難小屋(13:32) ※小屋泊
■8/21(水)-2日目
小河内岳避難小屋(5:27)-小河内岳(5:32)-板屋岳(7:00/7:12)-高山裏避難小屋(7:53/8:04)-水場(8:26/8:32)ーガレ場下(9:42/10:16)-荒川前岳(11:11/11:17)-分岐(11:34)-好展望地(11:43/11:49)-水場(12:39)-荒川小屋(12:53) ※テント泊
■8/22(木)-3日目
荒川小屋(05:18)-分岐(6:29)-荒川中岳(6:36/06:59)-中岳避難小屋(07:02/07:10)-荒川東岳(07:57/08:28)-丸山(08:48/08:54)-千枚岳(09:48/10:00)-分岐(10:10)-マンノー沢の頭(10:58/11:34)-二軒小屋(13:21) ※テント泊
■8/23(金)-4日目
二軒小屋(04:26)-大井川西・東俣分岐(4:58/05:02)-蝙蝠岳登山口(05:11)-中部電力管理棟(06:04)-標高2000m地点(07:07/07:20)-水場分岐(08:54/09:27)-徳右衛門岳(09:35/09:45)-2721P(10:48/10:53)-蝙蝠岳(11:27/11:42)-北俣岳(12:53)-分岐(13:10)-塩見岳東峰(13:51)-塩見岳西峰(13:54)-塩見小屋(14:30)-本谷山(16:10)-三伏山(16:47)-三伏峠小屋(16:55)-分岐(17:08)ー豊口山コース登山口(18:06)-鳥倉林道駐車場(18:38)
撮影した写真-1日目
1日目は高山裏避難小屋でテント泊の予定が寝坊してしまい・・・。でもバスに乗れたのでラッキーだった。
高山裏避難小屋に遅く着くと怒られそうなので、1日目は小河内岳避難小屋で小屋泊。池ノ沢小屋、千枚小屋、塩見小屋を管理してきたご夫妻とこの界隈の山話や北海道の話が楽しくて午後の時間はあっという間に過ぎた。
1日目の晩飯。今回は一切妥協せずに米も炊いて食事も楽しんだ。(ポテトサラダは小屋からのサービス)
撮影した写真-2日目
高山裏避難小屋。後ろの山は荒川岳。1日ガスを想定していたが晴れてラッキー。
白・ピンク・黄色・黄緑・オレンジ・茶と御花畑はカラフルだった
2日目は荒川小屋テント場でテント泊。神奈川のNさんとツェルト泊の女性との会話が楽しかった。
撮影した写真-3日目
中岳避難小屋から荒川東岳に向かう斜面はタカネナデシコとタカネマツムシソウ祭りだった
荒川東岳山頂から北面を望む。ガスが取れずに、景色が映った写真はこの一枚しか撮れなかった。
丸山を少しくだった所で雷鳥に出会う。子供はもう親と同じ位大きくなっていた。
丸山~千枚岳間は足が止まる程、高山植物が咲き誇っていた。ミヤマトリカブトと赤石岳。
二軒小屋ロッジのテント場。付近のテーブルとイスを使って、最高のテント泊ができた。
撮影した写真-4日目
尾根の途中に建つ中部電力管理棟。左側の鉄製の階段を登る。それにしても、何のためにあるのか謎だった。
樹林越しに富士山が見えた。笠雲がかかっていて天気が崩れる予感がするので、尾根上のテント泊は諦めここで一気に下山する覚悟を決めた。
ガスって面白くもなく辛いだけだが、ウサギギクが励ましてくれた。
塩見小屋には寄らずに途中の樹林帯で軽く休憩した後は、山伏峠小屋も通過して一気に下る。
鳥倉林道駐車場のゲートに到着。膝はガクガクで、さすがにキツかった。
撮影したパノラマ写真
※写真をクリックしてパノラマ写真をお楽しみください。
と、これで夏休みの山旅が終わったと思われますが、折角遠くまで来てこれで帰るのは勿体ないので、翌日の土曜日はもう一山登ってきました。どこの山かは後日お知らせします。