百名山を終えたら登りたい山が2つあり、先週末はその1つである新潟と長野の県境にある佐武流山(さぶりゅうやま、さぶるやま)に登ってきました。
佐武流山は日本二百名山にも選定されていますが、尾根の取り付きまでは長い林道歩きと渡渉があるせいか、この日に登ったのは僕を含めた単独行者4人のみ。山も登っている登山者も静かで渋いオトナな感じの山でした。
長い林道歩きが終わると一旦谷に降りて渡渉して向かいの尾根を登り返す。膝上まで水量があったのでここは登山靴を脱いで素足で渡った。
シャクナゲと鳥甲山。鳥甲山は素晴らしい山容で、見た瞬間に登ってみたい山の一つとなった。
佐武流山の山頂は半分が樹林が覆われていて視界は150度位だった。山頂よりも手前の尾根上のほうが遮る木も無くてよい展望だった。
佐武流山のパノラマ写真を見る1|佐武流山付近のパノラマ写真を見る
佐武流山から苗場山を望む。あと一月もすれば山頂湿原に高山植物が咲き乱れるのだろうか。
尾根の前半部には小さい花畑があり、数種類の花を楽しめた。写真はサンカヨウ。
シラネアオイも数株咲いていた。他にはイワナシ、ショウジョウバカマ、イワカガミ、オオカメノキ、ヒメイチゲなどの花が咲いていた。
2日目は夕方から用事があるので、さくっと40分程で赤城山外輪山の地蔵岳に登ってきました。黒檜山の遠景写真を撮りたくて登ったのですが、さすがに逆光までは計算外。春の霞にもやられて残念な感じの写真になってしまった。